Playtime

フランス生活で見聞きしたこと、感じたことを書いていきます

フランスのラジオ

車で長めの移動があると、聴きたくなるラジオ。いまやインターネットで聴けるので、家でゆっくり聴くのも良いですね。

フランスで放送されているチャンネルの中から、個人的に好きなものを紹介します。

ちなみに番組表はフランス語でGrilles des programmesと言います。

France Musique

www.radiofrance.fr

クラシック音楽が好きならぜひ。

お気に入りの番組は、日曜日の16時から放送されている、「La tribune des critiques de disques」。Tribuneというのは、討論会のこと。訳すと「レコード評論家の集い」みたいな感じでしょうか。

その名が表すように、クラシック音楽に精通した評論家が毎週数人集まって、一つの音楽(例えばベートーヴェンの交響曲第5番)について6種類の演奏(CDに録音されているもの)を、演奏者や指揮者が伏せられた状態で一緒に聴きます。それぞれが批評コメントをして、部分部分に分けて少しずつ聴いていくのですが、その都度「この演奏はダメ」というものが除外されていって、最後に一番良い演奏を決める、というものです。

評論家は素晴らしいものは大いに褒めますが、自分がダメだと思ったものは完全に批判するので、聴いていてハラハラしつつ、自分も一緒になって「この演奏が良い」というのを選んでいくのも楽しいです。いくつか聴き比べることで、知らなかった音楽にも親しめる、とても良い番組だと思います。時々超有名な指揮者の演奏が早々に除外されたりするのも面白いです。

www.radiofrance.fr

Radio Classique

www.radioclassique.fr

こちらもクラシック音楽のチャンネルです。

ルイ・ヴィトンのグループLVMHの広報・広告を担当しているGroupe Les Échos - Le Parisienが保有しているということを今回初めて知りました。LVMHはどんどん大きくなっていきますね・・。

FIP

www.radiofrance.fr

FIPという名前はFrance Inter Parisから来ているようです。

ここはなんと言っても、選曲のセンスが良くて、スタッフの思いが詰まっていると感じます。CMがないので、ずっと聴いていられるチャンネルです。

Jazz radio

www.jazzradio.frその名の通りジャズ音楽のチャンネルです。聴きやすいです。

Nostalgie

www.nostalgie.fr懐かしの曲が流れます。ノースタルジー♪というジングルは耳にしたことがあるかもしれません。

80年代のディスコがメインかなぁと思うのですが、個人的に60年代、70年代ももっとかけてほしいなと思っています(アズナブールとか、バラバラとか)。

ドライブには良いのですが、CMが長いのが欠点。

France Culture

www.radiofrance.fr

ここはアーティストなどへのインタビューがよく行われている印象です。サイトを見ていても、色んな記事があって楽しいです。車運転しながら聴くにはちょっとハードルが高いかもですが、すごく興味が引かれるチャンネルです。

RTL

名称はRadio Télévision Luxembourgの頭文字から来ています。
テレビやラジオの司会者 (animateur)として活躍されているLaurent Ruquierが務めている「Les Grosses Têtes」が面白いです。月曜から金曜まで15時半から18時まで放送中です。視聴者から寄せられた質問にゲストらが答えるスタイルで、コメディアンも多数ゲストに呼ばれるので、毎回面白おかしく答えます。なかなか過激な発言もあって、問題になったこともあるようです。

Laurent Ruquierはテレビで「On n'est pas couché」という番組の司会者もしていました。色んな俳優や歌手、作家などがゲストに呼ばれる番組だったのですが、自分には会話を理解するのが難しかったので、いつかちゃんと観られるようになりたいと思っていましたが、いつのまにか終わってしまいました。YouTubeにオフィシャルチャンネルがあるので、残っている動画もあります。

 

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