フランス語の単語ゲーム
今回はフランス語の単語を使ったスマホのゲームアプリを紹介します。
どちらも無料で広告が少ないのでおすすめです。
1.SUTOM
90年代にMOTUSというテレビ番組で行われていたゲームのようです。
ゲーム内容は文字だけでは伝わりにくいので、画像とともに紹介しますね。
時間制限のないクラシックモードの画面はこんな感じです。
ゲームの目的は「あらかじめ決められた単語を探し当てる」ことです。
上の画像を見ると、最初の一文字目が「L」だということだけ分かっています。
横の列は6並んでいるので、Lで始まる6文字のフランス語を入力します。
縦の列も6並んでいるので、6回チャンスがあります。
試しに「LONGUE」(longの女性形)と入力して「Valider」のボタンを押すと、以下のようになります。
赤色=探し出す単語は、この位置に「L」を持つ(ここでは「L」が頭文字だということは前提からすでに分かっています)
黄色=探し出す単語は「E」を含んでいるが、その位置はここではない
青色(色の変化なし)=これらのアルファベットはここにはない
という手がかりが掴めます。
次に「LIVRES」(本)と入力してみます。
ここで探し当てる単語は二文字目に「I」、四文字目に「E」が入ることが分かりました。また、「R」「S」も別の位置に含まれることも分かります。
次に「LISTER」(リストに入れる)と入力してみます。
新たに、三文字目に「S」、六文字目に「R」が入ることが分かりました。
こんな感じで、「L」で始まり6文字からなる単語を入力して、手がかりを見つけていくゲームです。
ちなみに先ほど青色だった「O」「N」「G」「U」「V」は探し当てる単語に含まれないのでキーボードから消されますが、これを使って入力しても構いません。また、赤色になったアルファベットを使わなくても入力できます。
最終的に「LISIER」という単語が正解だと分かりました。肥料として使われる動物の排泄物のことを指すようです。入力した単語が辞書に含まれていないとエラーになるだけなので、最終の単語を知らなくても力技で分かる時もあります。
クラシックモードはちょっとマイナーな単語があることがありますが、一日一回更新される「Mot du jour」(今日の単語)モードは割とメジャーな単語が使われるので、おすすめです。他にも、制限時間内にどれだけ見つけられるかを試す「Chrono」モード、一文字目も伏せられている「Blind」モードもあります。
「Niveau」のところでレベルも変えられます。
おすすめポイント:
- 「今日の単語」モードがあり一日一回でも楽しい
- 割とじっくり考えるタイプのゲーム
- フランス語の単語の「型」のようなものを身につけるのに良さそう
2.Mots Codés
いわゆる「ナンクロ」でしょうか。
メニュー画面はこんな感じです。レベルが複数あります。このゲームにも「Grilles du jour」として一日一題出される問題があります。
ゲーム画面は下のようになります。
ルールは簡単。縦・横それぞれ意味のある単語になるように、同じ数字の書かれたマスに同じアルファベットを入れるというものです。
下の方にキーボードがあり、アルファベットの候補がすでに並んでいます。
例えばここで「12」のマスを選択すると、全ての12のマスが選択されます。
「T」を入れてみると、一度に同じ数字のマスに入力されるので、一つひとつ埋める必要はありません。
正解かどうかはこの時点ではわからないのと、誤ったアルファベットを入れてもペナルティがなく後から変更できるので、気楽に入力できます。
これを繰り返して、正しいアルファベットを入力し終わるとクリアになります。
おすすめポイント:
- (少なくとも簡単モードは)メジャーな単語が使われている
- 間違ってもペナルティがない
- サクサク進められる
ゲームがフランス語でない別の言語になる場合:
- iOS:「設定」内で該当のアプリを選択すると、個別に言語を設定できます。ここで「フランス語」を選ぶとフランス語で遊べます。
- Android:「設定」→「システム」→「言語と入力」→「アプリの言語」で言語を変更できるようです。